任意売却のメリット・競売との違い

1. メリット1

   「市場価格に近い」高い金額での売却が可能

   交渉次第で市場価格と同程度、もしくはそれ以上の金額で売れることもあります。 競売よりも高値になる場合が多いので、毎月の支払額を減らせる可能性があります。

   競売の場合

   居住者がいる場合、立ち退きなどの大きなリスクを承知の上で購入しなければならないため、 安い価格で売却されることが多いです。

2. メリット2

   お引越しのための費用確保が可能

   任意売却では各種費用が売却費用でまかなうことが可能なので お引越しやそのほか新生活を始める費用の出費を削減することができます。

   競売の場合

   通常、お引越しの費用を落札者からいただけることはありません。 最悪の場合、裁判所の強制執行などの手続きにより、強制退去させられる場合もあります。

3. メリット3

   プライバシーが侵害されません

   競売と違い任意売却は自宅の情報が開示されることがありません。 そのため住み慣れた地域に住み続けることが可能です。

   競売の場合

   裁判所にご自宅の情報が開示されるだけではなく、新聞やインターネット上の競売サイトにも掲載されます。 また、購入希望者が調査のため隣近所の住民に聞き込みをするケースもあります。

4. メリット4

   現在の家に住み続けられる可能性があります

   協力者（身内の方や投資家）に買い取ってもらいその後は買主に家賃を支払う、 リースバックという方法を利用して売却しそのまま住み続けることが可能かもしれません。

   競売の場合

   購入者に対し住み続けることについての話し合いは基本行われません。 むしろ裁判所の強制執行などの手続きにより強制退去させられる場合があります。

5. メリット5

   滞納している税金や管理費などが清算可能

   新生活での負担を軽減することができます。

   競売の場合

   交付要求以外の税金は一切清算されません。 また通常であれば売却した際に日割清算される売却日以降の固定資産税を手放したにも関わらず支払わなければなりません。